2012年10月4日木曜日

滞在者さんからのお手紙①

滞在者さんからのお手紙をご紹介します♪

〜〜〜

政府の対応や周りの人との温度差(放射能=大丈夫と考えている方が多いようです)もあり、人との付き合い方やつながりもよく分からなくなっていました。

そんな中での今回のツナガットーハウスでの生活でした。

なので、本当に不安で出発というのが正直な気持ちでした。

(でも、なんとか少しでも福島からの汚染の少ないところで子どもたちを遊ばせたくて行動にうつりました。)

でも、そんな不安な気持ちはすぐになくなり、来てよかった。来れてよかった。にかわりました。

そう感じることが出来たのは、皆さんのおかげです。こんなにもてなして頂いて良いのかしら?と思う程、到着時から、帰りの電車に乗るまでお世話になりました。

駅から宿泊地までの送迎も長い距離して下さり本当にたすかりました。

経済面でも本当にたすかり今回行くことが出来ました。

虫好きな息子には、場所も嬉しい環境だったようですが、何より、大勢の方(大人も子どもも)との関わりが私も子どもたちも嬉しかったです。

子ども同士での遊び、虫探し、水遊び、生活も楽しくてたまらないようでした。

土地がらというのもあるのでしょうか?

人との距離が近く、私たちには初めての経験でした。食材、空気などを気にして一人イライラしてしまう事も多かった私には、こういった経験が、心のリフレッシュにつながりました。

子どもたちの興味のある事や、私の希望も常に考慮して、日程をくんで下さっているのがすごく伝わってきて、滞在中には、とても嬉しく思っていました。

短い期間でしたが、子どもたちが生き生き過ごせていたのが印象的でした。

本当にありがとうございました。
 
(神奈川県からのおかあさんより)
 
〜〜〜
 
皆様、お元気でしょうか?
福岡を出発して1週間がたちますね。その節は本当にお世話になり、皆様から沢山の温かい気持ちをいただいて、私も久しぶりにのびのびさせていただきました。はじめはこのテンションが受け入れてもらえるか不安でしたが、ネガティブな面も含め、色々な話が皆さんとできて、とても嬉しく思います。娘とも、沢山遊んでいただいて、大満足です。
私は料理教室は最高♪でした。本当に美味しかったです。想像以上に食材は気にしていただいて、ありがたかったです。
また遊びに行きますね。会える日を楽しみにしています。
本当にありがとう!!
(埼玉県からのおかあさんより)
 
〜〜〜
8月16日〜8月28日の13日間、お世話になりました。沢山の方々に見える形・見えない形で支援して頂き、快適で楽しい保養になったことを本当に感謝しております。
のどかな環境の中、母親の私は、料理や掃除といった日常と変わらない生活を送り、子どもたちは自然と触れ合える場所にあちこち連れて行って頂きました。希望していた『自然の中で思い切り遊びたい』は、地元の子どもが夏休み中かけても行きないんじゃないかな?と思うくらい毎日色々な所に連れて行って頂き、満喫できました。特に海が大好きな私たちは、海で泳げたことがとっても嬉しかったです!サポーターさんのお子さんたちとうちの子たちが夢中で遊んでいる姿を見ては嬉しくて何度も目頭が熱くなりました。私は九州が初めてでしたが、土地にも人にもすんなり馴染めました。それも、ツナガットーさんが作っておいて下さった受け皿があってこそだと感じました。皆さんの尽力のおかげで、子どもたちのさみしさやストレスが少なく過ごすことができた事を、帰ってきてからのいつも以上に伸び伸びした様子で実感しました。主人も、子どもの様子を見て、成長したし、じっくり遊ぶようになったね、満足して過ごすことができたのかな、と言っておりました。
ツナガットーハウスにおいては、土地柄が全くなかったので、地図がリビングなどにあり、ツナガットーから何キロなどと書いてあると良いな、と思いました。又、掃除はほうきがあると良いな、と思いました。あとは何でもあり、子どもの絵本やおもちゃも質が良く、安心できる環境でした。
私は始終夜が怖いと言っていて(ご迷惑をおかけしました)、それは自分の内側の問題でもありました。でも、すぐにライトを取り付けて下さり、自治会や家主の方とも話をして下さり、さらにはサポーターさん親子に泊まって頂き、夜の緊張がほぐれたこと、大変感謝しています。
食材の提供も本当にありがたかったです。普段はなかなか入手できない九州の新鮮な食物を頂けて心身ともに楽になりました。また、茨城では震度3くらいの地震が日常的にあるので食器などを置く際にも気を付けていましたが、福岡ではその心配がなく、意識していないところでも少なからず緊張感があったことに気付き、しばし解放することができました。
うまく表現できませんが、ツナガットーは、情・心で動いている団体だと感じました。地域・立場を問わず受け入れて下さる団体があることを本当にありがたく思います。それぞれの家庭・お仕事の営みの中でさらにこうした活動を支えて下さっている皆様の事を心から尊敬します。
今回の保養で、「自分はどう生きていくか」・・・また問い直す良い機会になりました。過去も未来も見すぎず、「今ここ」を大切に、今を楽しく。自分で生きていくことを選んでいるようでも、生かされていることを震災後は強く感じます。
たくさんの御縁に感謝します。
本当にありがとうございました。
また皆さんと笑顔で会えますように!
久々の恵み・浄化の雨降る茨城県より感謝を込めて・・・
 
(茨城県からのおかあさんより)
 
〜〜〜
 
こちらこそ、ありがとうございます。
また、ぜーったい遊びに来てくださいね♪待ってます。
 
<ひとさしゆび・つやこ>

 

2012年9月30日日曜日

ツナガットーハウスの様子



5月下旬に、家主様のご厚意によりお借りすることが決まったものの、最初はどこから手をつけて良いかわからないような状態だったツナガットーハウス・・・


各部屋に荷物がいっぱいで、修繕の必要な箇所を確認するのもたいへんなほど。


築60年近い家屋です。床板はところどころふわふわと浮いています〜。
 
初めのうちは、週に一度のペースだったでしょうか。
やってもやっても進んでいるようには思えない・・・

ビデオ撮影に来てくださった飯塚ビデオ倶楽部さんも、見るに見かねて、カメラを置いて手伝ってくださったことがありました。

作業に参加してくださるサポーターさんが、どんどん増えました♪

毎週末、お友だちうを引き連れて片付けに来てくださった長崎さん。
てきぱきと作業がはかどりました^^
 
こういう作業はやっぱり男性。頼りになります!

証明器具もひとつずつ全部はずして、ピカピカにします。

でも、いくら整理整頓して、掃除を頑張ってピカピカにしても、築60年近い家屋ですから・・・
どうしても修繕が必要な箇所があります。しかも、けっこうたくさん・・
床板の張替え、畳の張替え、ひび割れた古い塗り壁、台所や脱衣所の壁の汚れ、台所の水回りは、木が腐ってしまっているところもありました。

さて、どうしよう〜〜。
まずは、市主催の「NPO連絡会議」で一度だけお会いした(といってもその時はご挨拶さえする機会がなかった)サカエ会さんに、ツナガットーハウスの修繕へのご協力のお願いに伺いました。

私たちの懐事情をお話した上で、ご協力いただけることがあれば、とお願いしたところ、伊藤社長が、二つ返事でOKをくださいました!その後の動き、早かったです。

すぐに現地に見に来てくださり、「これとこれをしましょう。」と、具体的なご提案をいただきました。

上の写真の、荷物がいっぱいある部屋です。なんとか片付けはしましたが、
床が古くてこのまま使うことはできません。



 
ふわふわに浮いた床が、新品の床板へと張り替えられます。
ここは洋間。一家族の寝室となるお部屋です。

まずは洋間のリフォームが終了しました!
伊藤さん、大塚さん、本当にありがとうございます♪
まだまだ、
まだまだ、
まだまだ・・・
 
作業は続きます。
 
ご兄弟やお友だちにも声をかけて、みなさん駆けつけます。
ありがとうございます!
<編集中です♪>

報告することいっぱい!

すみませーん。
活動が加速して本格的に忙しくなってから、更新を休んでしまってました。
ひと言ずつでも報告すればいいのに・・マメではない性格なのです。

ツナガットーはおかげさまで、とっても順調です♪

まず、5月23日に、福岡県田川郡福智町に、「ツナガットーハウス」としてお借りする物件が決まりました。

それから、夏の受け入れに間に合わせるために、急ピッチでリフォームや片付けなどの作業を進めました。

本当にたくさんの方々がお力を貸してくださって、おかげさまで8月1日から、親子の短期保養受け入れを開始することができました。

この夏は、福島、茨城、神奈川、埼玉からの親子5組がツナガットーハウスに滞在し、虫とりや川遊び、竹林でのプレーパークなど、外遊びを楽しんだり、地元の採れたて野菜を満喫してお帰りになりました。滞在された方々からお手紙もいただいたので、また紹介します♪

ツナガットーハウスは、通年受け入れをします。
いつでも待ってまーす♪

<ひとさしゆび・つやこ>

2012年5月27日日曜日

楽しかった〜♪♪♪ ジャズコンサート♪

ご報告がとても遅くなってしまいましたが、12日のジャズコンサート、とっても楽しかったです♪
小さなお子さんからお年寄りまで、おおよそ100人がNAOMIさんの歌声、ミュージシャンのみなさんの演奏に酔いしれました^^

このページが「ありがとう」で埋めつくされそうなほど、たくさんの方々の想い、お気持ちがコンサートの会場でつながり、形となりました。

NAOMIさん、カッコイイです!!とても柔らかな普段の話し声からは想像もできないような、迫力のある歌声で、ゲストを魅了してくださいました♪ そして、NAOMIさんがお声かけくださった、一流ミュージシャンのみなさんによる演奏がまさに息ピッタリで、グルービーな生のジャズを、おとなもこどもも楽しませていただきました^^こどもたちが大好きな歌も何曲もありました♪

ピアノの久保田浩さん、ドラムの乙宗亮輔さん、サックスの三島としやさん、ギターの白石じろうさん、ベースの白石ゆきさん、みなさん最高でした☆☆

         
                      

NAOMIさんは、九州を代表するプロのジャズ・シンガーとしてご活躍の傍ら、チャリティーの活動にもたいへん熱心です。2010年には「Go!enプロジェクト」を立ち上げ、ミャンマーの支援や、東日本大震災の被災者支援にも積極的に取り組んでいらっしゃいます。今回、ツナガットー初めてのチャリティーイベントを開催するにあたりご相談したところ、快く引き受けてくださいました。NAOMIさんとのご縁に、心から感謝しています。今月29日〜30日には、宮城県にて支援活動の予定です。きっと被災地のみなさんは、NAOMIさんたちに勇気づけられ、励まされることでしょう。

ツナガットーのコンサートでは、ツナガットーの募金箱の他にGo!enプロジェクトの募金箱も準備し、ゲストのみなさんにご協力を呼びかけました。

後日NAOMIさんにお手紙をお出ししたところ、嬉しいお返事をちょうだいしました。

お手紙ありがとうございますm(_ _)m
優しいお心遣い、本当に嬉しく読ませていただきました。
私の方からお礼を申し上げるべきところ、ご報告が遅れましたが、先日お預かりしました募金
総額13,044円でした。
私達の事まで気にかけていただき、本当に感謝致しております。
しっかり届けてまいります。
またお会いできる日まで・・
NAOMI

本当に素敵な方です。ファンになりました^^
名取では、ツナガットーの被災地側での呼びかけ用のチラシを、支援団体さんなどを通じてお配りいただけるそうです。ありがとうございますm(_ _)m

そして、「ありがとう!」の気持ちを改めてお伝えしたい方々、もっといらっしゃいます^^

ピアノ調律師、田中授朗(じゅろう)さん。なんとボランティアで、会場のピアノの調律をしてくださいました。前日に作業、当日もお仕事の合間にリハーサルを見守ってくださいました。

飯塚近辺にお住まいでピアノをお持ちのあなた!調律のご依頼は是非、田中授朗さんまで♪
田中さんの問い合わせ先はここには載せられないので、ツナガットーまでメールで問い合わせてくださいね。mail@tsunagateau.com

田中さん、本当にありがとうございました♪

それから、UNOさん☆
ギタリスト、音楽専門学校の講師、プロの音響さんでありながら、ツナガットーのコンサートでは、ボランティアで音響を担当してくださいました。UNOさんにも、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ミュージシャンのみなさんが気持ちよく演奏できるように、そして、幅広い年齢層のゲストのみなさんが心地よく演奏を楽しむことができるように、陰ながら支えてくださった、力強い存在でした♪
UNOさんの演奏も聴きたいなあ〜^^

そしてそして、飯塚ビデオ倶楽部のみなさん。ツナガットーの活動のドキュメンタリー製作でいつもお世話になっていますm(_ _)m 短期滞在の希望者さんを募る際、動画でメッセージを配信したいと考えています。今回のコンサートも、バッチリ撮影してくださっています♪ ありがとうございます^^

事前の準備やコンサート当日ご活躍くださったサポーターのみなさん。いつもいつも、みなさんの励ましのおかげで、ツナガットーは一歩ずつ着実に前に進むことができています。どれほど感謝しているか、言葉では言い表せないほどです。コンサート当日も、いちばんボーッとしていたのは間違いなく私・・ですが、メンバーもサポーターのみなさんも、本当に的確に動いてくださって、改めてツナガットーにつながってくださっているみなさん、ひとりひとりの素晴らしさに感激しました。

コンサート前日に出来上がり、販売を始めたTシャツも、大好評です☆


コンサートで初めて販売したツナガットーTシャツ☆

サポーターの末次千尋ちゃん&一樹くん親子^^
こども用も、10センチきざみでサイズがあります。かわいいですよ♪















2012年5月6日日曜日

旧Tsunagateau(ツナガットー)と「できるコトリ」のお話

みなさん、楽しいGWをお過ごしでしたか。日本国内全ての原発が停止しましたね。

5月12日のチャリティーコンサートで、ツナガットーはオリジナルのTシャツの販売をします。ベースのTシャツはとてもシンプルで、生成り色の生地に、ツナガットーのイラストのみ配置しています。こだわったのは、形です。普通の半袖、長袖、子ども用3サイズ、女性用のきれいなラインのもの。オーガニックコットンの生地を使ったものもあります。ツナガットーのサポーターとして活躍してくださっている、美人でおしゃれなママ、理江ちゃんが全て手配してくれました。本当にありがとう♪

コンサートの演奏終了後、Tシャツを購入してくださった方のために、ちょっとしたワークショップを企画しています。「できるコトリ」の消しゴムはんこを、布用インクでTシャツの好きな箇所にスタンプしてアイロンをあて、オリジナルのTシャツを完成させます♪ 袖口の辺りにスタンプしても、とてもかわいいと思います^^


ここで少し、旧Tsunagateau(ツナガットー)と、「できるコトリ」のお話をします。
          
 


東日本大震災が起こった直後、被災者支援を継続させるためにできることを、と考えた結果、手作りの焼き菓子を販売して、その売上を、被災地で活動している団体を通じて被災された方々の支援に充てる、という小さなプロジェクトを始めました。デザイナーの友人、荒金祐子さんに、お菓子のパッケージに貼るステッカーのデザインをお願いしました。何か素敵なネーミングも考えたいんだけど、全然思い浮かばなくて・・と祐子さんに相談したところ、いくつかのイラストの案と、以前彼女が外国人の友達と一緒に一日中、おしゃべりしながら連想してつくりだしたという造語を消しゴムはんこでスタンプしたカードとを持って、会いに来てくれました。その造語は、"hugravity(hug:抱きしめる+gravity:引力"で、祐子さんがその造語のイメージを漢字風の文字として表したものでした。私は、アーティストの人がすることはなんておもしろいんだろう、とひたすら感心しながら、その話を聞きました^^

彼女のその話がインスピレーションの源になりました。その日見せてもらったいくつかのイラスト案の中に、「できるコトリ」というかわいらしい小鳥のイラストがありました。それはきっと、できることを探して、小さなことでも地道に続けていく、そんな健気な小鳥ちゃんなんだ、と私は思いました。それから、ツナガットーの、あのたくさんの手、手に何かを持って差し出されている中央にピンクの一輪の花があるイラストの元になった絵がありました。私はその二つがとても気に入って、"hugravity"のワークのように、「できるコトリ」から連想ゲームをしてみよう、と思いました。その過程でどんな言葉が出てきたか、今となってははっきり思い出せませんが、たしか、できるコトリが種を運んでそこから芽が出て根を張って・・というような連想をしたと思います。



そして最終的に辿りついたのが、”つなgateau”だったのです。それを祐子さんが、あのイラストと併せて、"Tsunagateau(ツナガットー)" と表現してくれました。博多弁で「繋がっている」の意味の「繋がっとう」と、フランス語で菓子を意味する"gateau"を組み合わせた造語です。

お菓子のツナガットーは、今年の1月まで続けて、取り組みを終了しました。ツナガットーのお菓子をたくさん召し上がってくださった方々に、レシピ本を作ります、と約束しました。どうせなら素敵な手作りの本にしよう、と思って、祐子さんに、本の表紙のデザインをお願いしました。そこに、是非「できるコトリ」を登場させてほしい、とリクエストしました。

そしてつい数日前、お仕事をいったん辞めて放浪の旅に出た祐子さんから、そのデザインが届きました!                


なんて想いの詰まった素敵な手仕事なんだろう、と、感激しました(T_T)

こんな小さなことでも、被災された方の力になりますように、と想いを込めて、お菓子を焼き続けた日々のことを、思い返しました。今年の1月までに販売したお菓子の数は、2千袋ほどになりましたが、その途中何度も迷ったことがあります。それは、子育てとのバランスについてです。自分の子育てがこれでいいのかと、常に自問自答しながら、答えが出ない時期が続き、活動はやめてしまった方がいいか、と悩んだこともありました。後半は週1回まとめて焼くペースで落ち着き、結局のところ、東日本大震災で被災した方々を支える為の活動であれば、ちょっと無理してできるなら、しよう、と思うようになりました。それは今も同じです。震災発生当時、長女は2歳でした。おままごとの中に、「地震で困っている人たちのためのクッキー」というのがよく出てきました。娘は私の真似をして、おままごとで、ツナガットーのクッキーを焼いていました。それを地震が起きた場所に持っていって振舞う、という想定のようでした。病気で両親を亡くして孤児となったザンビアの男の子の写真を見て、娘は、「カレンちゃんが助けてあげるんだ。」と言いました。「カレンちゃん、どうやって助けてあげるの?」と聞くと、「心配してるよ、って言いに行くの。」と答えました。それを、娘が理解してくれている、と捉えるのは都合が良すぎるかもしれませんが(笑)、でもきっと、娘たちに理解できる言葉を使って共有することで、彼女たちなりに、何か掴み取ってくれているだろう、と前向きに考えるようになりました。
目を話した隙につまみ食いしている次女(昨年9月撮影)


 


あの一年弱の間に本当にいろいろ考えて、想いを込めて地道に焼き続けたツナガットーのお菓子、祐子さんの手仕事に全て表現されている気がして、感激しました。そして、そこに同封されていたのが、「できるコトリ」の消しゴムはんこだったのです♪

12日はコンサートの演奏終了後、その「できるコトリ」をツナガットーのTシャツにスタンプして、オリジナルTシャツを作ります^^ 子どもたちも楽しんでくれるかな♪

どうぞお楽しみに!

<ひとさしゆび・つやこ>




2012年4月22日日曜日

5月12日はJAZZコンサートです♪

5月12日(土) ツナガットー ジャズコンサート 開催決定!!
飯塚セントラル文化ホールにて  ◇チラシはこちら
◇13:00開演(12:30開場)、14:30終了予定
◇入場料:ツナガットー会員 500円、非会員:1,000円、中学生以下無料(19歳まで500円)
◇お問い合わせ:070-6571-7537(清水)/E-mail: mail@tsunagateau.com


私は一週間ほど体調を崩していましたが、メンバーやサポーターのみなさんが、いろいろ進めてくださいました。本当にありがとうございますm(_ _)m

5月12日は、チャリティーイベントとして、ツナガットー ジャズコンサートを催すことに決まりました♪
私が前回ジャズを聴きに行ったのは、長女がお腹にいた時です。今と同じ、妊娠初期でした。演奏はとても良かったのですが、食事つきのライブで、大きなフォアグラが出てきたことを急に思い出しました。つわり中だったので、目が点になりました・・

考えてみたら、子どもたちが生まれてからジャズの生演奏を聴くのは、初めてです。みなさんは、いかがですか?ツナガットーのジャズコンサートは、小さなお子さんも大歓迎です♫ 子連れでジャズなんて、夢のようです☆もちろん、大人のみなさまにも、ご年配のみなさまにも、きっと楽しんでいただける素敵なコンサートになると思います。お誘い合わせの上、遊びにいらしてくださいね。

今回の企画ですが、飯塚シネマセントラル・NPO法人「もっといいづか」さんと、シンガーのNAOMIさん初めGo!enプロジェクトのみなさんによる、ツナガットーの活動へのご理解と、多大なるご協力なくしては、このチャリティーコンサートの実現はありえませんでした。

コンサートの会場、飯塚セントラル文化ホールは、飯塚シネマセントラル(映画館)の4階にあります。一時存続が困難となった筑豊最後の街中映画館の灯火を何とか守ろうと、2009年3月から、NPO法人「もっといいづか」さんが、飯塚シネマセントラルを運営しています。先日初めて会場を見せていただいた日、おやゆびの江口さんの紹介で、オーナーの三木さんにお会いすることができました。とても気さくで温かいお人柄の紳士です。映画館の経営がいかに厳しい状況であるか、というお話、そして、飯塚セントラル文化ホールの貸出が、十分ではないものの、それを何とか補填する形で運営されているというお話をうかがいました。そのような状況にも関わらず、社会貢献にたいへん熱心な三木さんのご厚意により、私たちツナガットーがチャリティーイベントの会場として、この飯塚セントラル文化ホールをお借りできることになりました。心から感謝申し上げます。

街中の映画館には、大型のシネマコンプレックスにはない味わい、温かさがありますよね。そんな筑豊の宝を守るために、私たちにできることがあるかもしれません。飯塚シネマセントラルの運営は、NPO法人「もっといいづか」の会員(e-mo イーモ)により支えられています。個人だと、月額
1,200円で映画が見放題です!ちなみに今現在は5本の映画(3本の洋画、2本の邦画)を公開中で、どれも結構面白そうなのです☆実際観に行くことができるかどうかが問題ですが、月に3本も観ることができれば、かなりお得感がありますね♪ 同伴者割引もあるそうです。ご自分の時間確保が難しくても、ご両親に入会を勧めたり、或いはご両親に映画の見放題をプレゼント♪というのも良いですね。そして、たまには孫を預かるから、映画にでも行ってらっしゃい、ってことになるかもしれません^^

ぜひこの機会にe-moイーモに入会しませんか♪ 地域貢献にもつながります。
詳しくはこちらをご覧ください。

ジャズシンガーのNAOMIさんのご紹介は、また改めてこのブログでさせていただきたいと思います♪

コンサート当日、ゲストのみなさんはもちろんのこと、演奏者のNAOMIさんたちや、会場を提供してくださる飯塚シネマセントラル・NPO法人「もっといいづか」さん、そして、当日まで貴重なお時間と労力を惜しまず尽力してくださるサポーターさんとそのご家族のみなさんに、心から楽しい時間を過ごしていただけるように、またその過程を楽しみながら、皆で力を合わせて準備していこうと思います♪

ひとさしゆび・つやこ


2012年4月7日土曜日

移住者のみなさんと

昨夜は、「放射能から子どもを守る会・日豊」さん(以下日豊さん)が主催された、移住家族定住先決定お祝い会が田川郡赤村であり、くすりゆび・福さんと一緒にお邪魔してきました。

日豊さんは、大分県をベースに短期保養、移住支援をされていて、支援されたたくさんのご家族の移住が決まったとのこと。お寺さんでの、和気あいあいとした宴の席では、子どもたちは自由にはしゃぎ回り、ピアニストさんによる演奏あり、合唱あり、食事も手作りクレープコーナーがあったり、地元で漬けられた梅干しのおみやげコーナーがあったり、そして移住者の方々への生活用品のクジがあったりと、とても温かい雰囲気でした。そんな中で、支援活動をされてる団体さんや、九州に移住されてきたご家族と情報交換やおしゃべりをしました。


東北から、関東から、ご家族揃って、お母さんと子どもたちだけ、若いご夫婦の奥さんだけ・・様々なケースの移住者の方がいらっしゃいました。千葉県からご家族揃って移住されてきた方は、引越し前に、行きつけの美容院で移住のことをお話したら、「ウケますね。」と言われ、ショックで泣きながら自宅まで帰った、とおっしゃっていました。お子さんの小学校で、九州への移住の理由を本当はちゃんと話したかった(口に出せないけど考えている人がいるかもしれないので)けど、ご主人から、それだけはやめて、と言われ、学校に事情を伝えることなく転校したそうです。

東北からの方も、関東からの方も、「口に出して言えない」と、みなさん口を揃えてお話されていました。私自信、実家のある千葉県や首都圏の友人たちとのメールのやり取りの中で、放射能汚染について触れることの難しさを痛感しています。

被災地側での呼び掛けの仕方について助言をお願いすると、「気にしている人は必ずインターネットで情報収集をする」と、これもみなさん揃っておっしゃいます。ツナガットーも、インターネットの力をうまく利用して、呼び掛けをしていこうと思います。

放射能から子どもを守る会・日豊さん、昨日はお誘い本当にありがとうございました♪
今後とも、お力添えを是非ともよろしくお願いしますm(_ _)m

福さん、運転ありがとうございました。まん丸おつきさまを見ながらのドライブ、楽しかったです♪

<ひとさしゆび・つやこ>

2012年4月5日木曜日

筑豊グルメフェスティバル

土曜日・日曜日は、イオン穂波ショッピングセンターで開かれた「筑豊グルメフェスティバル」にて、来場者の方々にツナガットーのチラシを配りました。

イベントに出展していた、東北支援のボランティア団体「チーム飯塚」のTシャツを着た娘たちをパチリ♪ 広告塔になりましたでしょうか・・


それにしても、知らない人に声をかけるのは緊張します。

ひと言めになんて言うか・・「こんにちは。ボランティア団体のツナガットーといいます。」
「こんにちは。お食事中にすみません。」「こんにちは、あのー・・」
なかなか勇気が出なくてうろついてみたり^^

でも、出展されていたおやゆび・江口さんご夫妻、サポーターの中村さんご夫妻、宮ノ上げんきの田中さんたちの笑顔に励まされながら、楽しく過ごさせていただきました。

くすりゆび・福さん、こゆび・亜矢さん、おつかれさまでした♪

<ひとさしゆび・つやこ>

舎利蔵(飯塚市)の古民家と裏山♪

ツナガットーの新聞記事を見てお電話くださったSさんは、千葉県浦安から、お仕事の都合で3年前に飯塚市に転居されました。4人のお子さんをもつお母さんです。Sさんがなぜツナガットーにご連絡くださったかというと・・
 
「プレーパークとか、畑の収穫体験とか、ちょっとした自然の中での遊びなら、うちの敷地内で全部できちゃいますよ♪」とのこと。というわけで、日曜日、早速家族でお邪魔してきました。

 築140年の古民家です。あれ、せっかく素敵なお家なのに、外観の写真を撮り忘れました・・

玄関から居間を見る


外側は茅葺きの屋根にトタンをかぶせてありますが、中はこんな感じです。
冬はとーっても寒いそうです。

囲炉裏のある居間
ひのきのお風呂。お手入れ要らずだそうです。うらやましい!


さ〜て、ここからが冒険です♪ 裏山へゴー!この階段を昇って・・

ロープに沿って、どんどん傾斜を上がっていきます。

Sさんのお嬢さんとお友だちは慣れているのでスイスイ♪

もうちょっとで到着ですよ♪

竹やぶに囲まれた、秘密基地のような場所に到着!

空を見上げるとこんな感じ。
竹がしなる音が響き、なんだか幻想的な空間です。

えーっと、ここから普通の文章に戻したいのですが・・まだ使い方がよくわからないのです。読みづらくてスミマセン。

Sさんはツナガットーにこの素敵な場所を使わせてくださるそうです♪ 短期滞在される親子のみなさんと、遊びに行きたいと思います!

プレーパークの企画はくすりゆび・福さんとこゆび・亜矢さんがしています♪ 裏山の秘密基地で、どんな遊びができるのか、今からワクワク、楽しみですね♪

Sさん、ありがとうございます。