2013年2月23日土曜日

3月10日は総会&チャリティーコンサート/マルシェ♪

みなさん、ご家族そろって遊びに来てくださいね^^

チラシはこちらをご覧ください。

2013年GW短期保養受付開始!


 

福岡県のTsunagateau(ツナガットー)〜第二の里をみつけにおいで〜より、GW短期滞在希望者募集のお知らせです。

 

Tsunagateau(ツナガットー)は、福島第一原発事故により、東北や関東にて日常的に放射能汚染の心配を抱えながら生活していらっしゃる親子の方々に、緑豊かな自然の中で存分にリフレッシュしていただきたい、と福岡県の筑豊地域にて、2012年1月に立ち上がった市民によるボランティア団体です。ゲストハウス「ツナガットーハウス」を運営し、短期保養滞在の受け入れをしています。

昨年の夏、短期保養に訪れたお母さんたちと、「また絶対会おうね。」と涙のお別れをしてから、はや半年。滞在者さんがいらっしゃらない間も、報告会や交流会などを通じて輪を広げ、活動を続けています。

 

昨年は、「とにかく震災により影響を受けた方たちのために何かしたい!」という私たちの想いが強く、至れり尽くせりのお世話を焼かせていただきました(^-^) 昨年の活動を振り返り、「今年はもうちょっと肩の力を抜いていこう。」と、サポーター同士話しています。楽しく無理なく、ツナガットーの活動をできるだけ長く続けたいので。

 

行程表はありません。自由にお過ごしください。「外で遊べるだけで楽しい!!」と、遊びをクリエイトできる親子のみなさん、歓迎です。もちろん、サポーターの都合がつく限りは、ご希望にあわせてご一緒することがあると思いますが(ご滞在中に一度は交流も兼ねて一緒に遊びたいですね♪)、基本的には、私たちに頼りすぎずに気兼ねなく自由に楽しんでくださる親子にお越しいただきたいと思います。逆に、親子で静かにお過ごしになりたい時に、私たちがお邪魔をすることもありません。ツナガットーハウスには同時に2組のご家族が宿泊することができるので、仲良し親子とペアでのお申し込みもオススメです!ご到着後すぐに必要な食糧品の調達、怪我や病気の際の受診、安全面に関するサポートには万全を尽くすつもりですので、ご安心ください。

 

ツナガットーハウスの所在地は、福岡県田川郡福智町神崎です。長閑なロケーションだけに、公共の交通手段を利用しての移動には限界がありますが、到着、出発時の空港又は博多駅⇔ツナガットーハウスの送迎はさせていただきます。滞在中の移動は、サポーターの都合次第でお手伝いできることもあれば、できないこともあります。車の運転をされる方は、レンタカーの利用がとても便利です。運転されない方は、福智町の福祉バス他公共交通機関をご利用下さい。なお、徒歩圏内に室内温水プール施設(幼児用プールあり)、いずれも車ですぐの場所に、温泉施設が数箇所( http://www.fujiyunosato.com/ やhttp://hinounoyu.com/ 他)、と、筑豊緑地( http://www14.plala.or.jp/ja6dbs/shinrin/chikuhou/chikuhou.html )というとても大きな総合公園があります。

 

ツナガットーハウスは同時に2家族、と部屋数が限られているので、過去にツナガットーのプログラムを利用されたリピーター親子に限り、福岡県飯塚市及び近郊の一般家庭(サポーター宅)でのホームステイが可能な場合があります。ご相談ください。お子さまのみの受け入れはありません。

 

<費用のご負担に関しては、以下のようにお願いします。一部変更する可能性があります。ご了承ください。>

・ご自宅、福岡空港又は博多駅間の往復交通費:基本的に各自でご負担頂きますが、補助の必要性が認められた場合には、ひと家族あたり、3万円を限度に、渡航費用の補助をさせていただくことがあります。個別にお問い合わせください。到着、出発時の送迎費用は、当会が負担します。

・宿泊費:ツナガットーハウス滞在に際し、水道光熱費として、おとな一人につき1泊300円のご負担をお願いします。

・食費:自炊に必要な基本的な調味料は一式備えております。補充は各自お願いします。概ね九州産の原材料を使用した調味料を準備していますが、お好みに合うかどうか心配な方はご持参ください。その他、お米や採れたて野菜、果物などを差し入れできることがあります。お楽しみに♪足りないもののご購入は各自お願いします。すぐに買い物に行けない場合にも困らないように、ご到着時には十分な食材を準備しておきます。細かいことは事前に相談しましょう。

・当会は、短期滞在中の万一のケガや疾病、また滞在者さまが何らかの損害賠償責任を負われた場合などに対し、一切の責任を負うことはできません。各自、国内旅行保険へのご加入

 をお願いします。到着時に確認させていただきます。

・ホームステイをご希望される方の費用ご負担に関しては、個別にお問い合わせください。

 

 

さて、お申し込みを希望される方は、以下を下記アドレスまでEメールにてご連絡ください。当会は、サポーターによる対応が可能な限り、通年受け入れを行なっていますが、GWや夏休みなどの期間に希望者が集中することが予想されます。応募者多数の場合は抽選となります。

たいへん恐れ入りますが、お問い合わせはEメールにてお願いいたします。

  滞在者全員のお名前、性別、年齢、ご職業(学年)

   現住所

   電話番号

   滞在希望日程(第一希望・第二希望)

   短期滞在を希望される理由

   喫煙者の有無

  食事に関してのご希望をできるだけ詳しく(アレルギー、放射能汚染対策、お子さまのおやつに関してなど)

 

以上です。たくさんある受け入れ団体の中で、「ここ!」と思われたみなさんからのお申し込みをお待ちしています。 

 

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ツナガットー Tsunagateau 〜第二の里をみつけにおいで〜

おやゆび

江口 徹



 

大きくて温かい、支え合いの「受け皿」づくりをめざしています。サポーター、会員募集中!

 

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2012年10月4日木曜日

滞在者さんからのお手紙①

滞在者さんからのお手紙をご紹介します♪

〜〜〜

政府の対応や周りの人との温度差(放射能=大丈夫と考えている方が多いようです)もあり、人との付き合い方やつながりもよく分からなくなっていました。

そんな中での今回のツナガットーハウスでの生活でした。

なので、本当に不安で出発というのが正直な気持ちでした。

(でも、なんとか少しでも福島からの汚染の少ないところで子どもたちを遊ばせたくて行動にうつりました。)

でも、そんな不安な気持ちはすぐになくなり、来てよかった。来れてよかった。にかわりました。

そう感じることが出来たのは、皆さんのおかげです。こんなにもてなして頂いて良いのかしら?と思う程、到着時から、帰りの電車に乗るまでお世話になりました。

駅から宿泊地までの送迎も長い距離して下さり本当にたすかりました。

経済面でも本当にたすかり今回行くことが出来ました。

虫好きな息子には、場所も嬉しい環境だったようですが、何より、大勢の方(大人も子どもも)との関わりが私も子どもたちも嬉しかったです。

子ども同士での遊び、虫探し、水遊び、生活も楽しくてたまらないようでした。

土地がらというのもあるのでしょうか?

人との距離が近く、私たちには初めての経験でした。食材、空気などを気にして一人イライラしてしまう事も多かった私には、こういった経験が、心のリフレッシュにつながりました。

子どもたちの興味のある事や、私の希望も常に考慮して、日程をくんで下さっているのがすごく伝わってきて、滞在中には、とても嬉しく思っていました。

短い期間でしたが、子どもたちが生き生き過ごせていたのが印象的でした。

本当にありがとうございました。
 
(神奈川県からのおかあさんより)
 
〜〜〜
 
皆様、お元気でしょうか?
福岡を出発して1週間がたちますね。その節は本当にお世話になり、皆様から沢山の温かい気持ちをいただいて、私も久しぶりにのびのびさせていただきました。はじめはこのテンションが受け入れてもらえるか不安でしたが、ネガティブな面も含め、色々な話が皆さんとできて、とても嬉しく思います。娘とも、沢山遊んでいただいて、大満足です。
私は料理教室は最高♪でした。本当に美味しかったです。想像以上に食材は気にしていただいて、ありがたかったです。
また遊びに行きますね。会える日を楽しみにしています。
本当にありがとう!!
(埼玉県からのおかあさんより)
 
〜〜〜
8月16日〜8月28日の13日間、お世話になりました。沢山の方々に見える形・見えない形で支援して頂き、快適で楽しい保養になったことを本当に感謝しております。
のどかな環境の中、母親の私は、料理や掃除といった日常と変わらない生活を送り、子どもたちは自然と触れ合える場所にあちこち連れて行って頂きました。希望していた『自然の中で思い切り遊びたい』は、地元の子どもが夏休み中かけても行きないんじゃないかな?と思うくらい毎日色々な所に連れて行って頂き、満喫できました。特に海が大好きな私たちは、海で泳げたことがとっても嬉しかったです!サポーターさんのお子さんたちとうちの子たちが夢中で遊んでいる姿を見ては嬉しくて何度も目頭が熱くなりました。私は九州が初めてでしたが、土地にも人にもすんなり馴染めました。それも、ツナガットーさんが作っておいて下さった受け皿があってこそだと感じました。皆さんの尽力のおかげで、子どもたちのさみしさやストレスが少なく過ごすことができた事を、帰ってきてからのいつも以上に伸び伸びした様子で実感しました。主人も、子どもの様子を見て、成長したし、じっくり遊ぶようになったね、満足して過ごすことができたのかな、と言っておりました。
ツナガットーハウスにおいては、土地柄が全くなかったので、地図がリビングなどにあり、ツナガットーから何キロなどと書いてあると良いな、と思いました。又、掃除はほうきがあると良いな、と思いました。あとは何でもあり、子どもの絵本やおもちゃも質が良く、安心できる環境でした。
私は始終夜が怖いと言っていて(ご迷惑をおかけしました)、それは自分の内側の問題でもありました。でも、すぐにライトを取り付けて下さり、自治会や家主の方とも話をして下さり、さらにはサポーターさん親子に泊まって頂き、夜の緊張がほぐれたこと、大変感謝しています。
食材の提供も本当にありがたかったです。普段はなかなか入手できない九州の新鮮な食物を頂けて心身ともに楽になりました。また、茨城では震度3くらいの地震が日常的にあるので食器などを置く際にも気を付けていましたが、福岡ではその心配がなく、意識していないところでも少なからず緊張感があったことに気付き、しばし解放することができました。
うまく表現できませんが、ツナガットーは、情・心で動いている団体だと感じました。地域・立場を問わず受け入れて下さる団体があることを本当にありがたく思います。それぞれの家庭・お仕事の営みの中でさらにこうした活動を支えて下さっている皆様の事を心から尊敬します。
今回の保養で、「自分はどう生きていくか」・・・また問い直す良い機会になりました。過去も未来も見すぎず、「今ここ」を大切に、今を楽しく。自分で生きていくことを選んでいるようでも、生かされていることを震災後は強く感じます。
たくさんの御縁に感謝します。
本当にありがとうございました。
また皆さんと笑顔で会えますように!
久々の恵み・浄化の雨降る茨城県より感謝を込めて・・・
 
(茨城県からのおかあさんより)
 
〜〜〜
 
こちらこそ、ありがとうございます。
また、ぜーったい遊びに来てくださいね♪待ってます。
 
<ひとさしゆび・つやこ>

 

2012年9月30日日曜日

ツナガットーハウスの様子



5月下旬に、家主様のご厚意によりお借りすることが決まったものの、最初はどこから手をつけて良いかわからないような状態だったツナガットーハウス・・・


各部屋に荷物がいっぱいで、修繕の必要な箇所を確認するのもたいへんなほど。


築60年近い家屋です。床板はところどころふわふわと浮いています〜。
 
初めのうちは、週に一度のペースだったでしょうか。
やってもやっても進んでいるようには思えない・・・

ビデオ撮影に来てくださった飯塚ビデオ倶楽部さんも、見るに見かねて、カメラを置いて手伝ってくださったことがありました。

作業に参加してくださるサポーターさんが、どんどん増えました♪

毎週末、お友だちうを引き連れて片付けに来てくださった長崎さん。
てきぱきと作業がはかどりました^^
 
こういう作業はやっぱり男性。頼りになります!

証明器具もひとつずつ全部はずして、ピカピカにします。

でも、いくら整理整頓して、掃除を頑張ってピカピカにしても、築60年近い家屋ですから・・・
どうしても修繕が必要な箇所があります。しかも、けっこうたくさん・・
床板の張替え、畳の張替え、ひび割れた古い塗り壁、台所や脱衣所の壁の汚れ、台所の水回りは、木が腐ってしまっているところもありました。

さて、どうしよう〜〜。
まずは、市主催の「NPO連絡会議」で一度だけお会いした(といってもその時はご挨拶さえする機会がなかった)サカエ会さんに、ツナガットーハウスの修繕へのご協力のお願いに伺いました。

私たちの懐事情をお話した上で、ご協力いただけることがあれば、とお願いしたところ、伊藤社長が、二つ返事でOKをくださいました!その後の動き、早かったです。

すぐに現地に見に来てくださり、「これとこれをしましょう。」と、具体的なご提案をいただきました。

上の写真の、荷物がいっぱいある部屋です。なんとか片付けはしましたが、
床が古くてこのまま使うことはできません。



 
ふわふわに浮いた床が、新品の床板へと張り替えられます。
ここは洋間。一家族の寝室となるお部屋です。

まずは洋間のリフォームが終了しました!
伊藤さん、大塚さん、本当にありがとうございます♪
まだまだ、
まだまだ、
まだまだ・・・
 
作業は続きます。
 
ご兄弟やお友だちにも声をかけて、みなさん駆けつけます。
ありがとうございます!
<編集中です♪>

報告することいっぱい!

すみませーん。
活動が加速して本格的に忙しくなってから、更新を休んでしまってました。
ひと言ずつでも報告すればいいのに・・マメではない性格なのです。

ツナガットーはおかげさまで、とっても順調です♪

まず、5月23日に、福岡県田川郡福智町に、「ツナガットーハウス」としてお借りする物件が決まりました。

それから、夏の受け入れに間に合わせるために、急ピッチでリフォームや片付けなどの作業を進めました。

本当にたくさんの方々がお力を貸してくださって、おかげさまで8月1日から、親子の短期保養受け入れを開始することができました。

この夏は、福島、茨城、神奈川、埼玉からの親子5組がツナガットーハウスに滞在し、虫とりや川遊び、竹林でのプレーパークなど、外遊びを楽しんだり、地元の採れたて野菜を満喫してお帰りになりました。滞在された方々からお手紙もいただいたので、また紹介します♪

ツナガットーハウスは、通年受け入れをします。
いつでも待ってまーす♪

<ひとさしゆび・つやこ>

2012年5月27日日曜日

楽しかった〜♪♪♪ ジャズコンサート♪

ご報告がとても遅くなってしまいましたが、12日のジャズコンサート、とっても楽しかったです♪
小さなお子さんからお年寄りまで、おおよそ100人がNAOMIさんの歌声、ミュージシャンのみなさんの演奏に酔いしれました^^

このページが「ありがとう」で埋めつくされそうなほど、たくさんの方々の想い、お気持ちがコンサートの会場でつながり、形となりました。

NAOMIさん、カッコイイです!!とても柔らかな普段の話し声からは想像もできないような、迫力のある歌声で、ゲストを魅了してくださいました♪ そして、NAOMIさんがお声かけくださった、一流ミュージシャンのみなさんによる演奏がまさに息ピッタリで、グルービーな生のジャズを、おとなもこどもも楽しませていただきました^^こどもたちが大好きな歌も何曲もありました♪

ピアノの久保田浩さん、ドラムの乙宗亮輔さん、サックスの三島としやさん、ギターの白石じろうさん、ベースの白石ゆきさん、みなさん最高でした☆☆

         
                      

NAOMIさんは、九州を代表するプロのジャズ・シンガーとしてご活躍の傍ら、チャリティーの活動にもたいへん熱心です。2010年には「Go!enプロジェクト」を立ち上げ、ミャンマーの支援や、東日本大震災の被災者支援にも積極的に取り組んでいらっしゃいます。今回、ツナガットー初めてのチャリティーイベントを開催するにあたりご相談したところ、快く引き受けてくださいました。NAOMIさんとのご縁に、心から感謝しています。今月29日〜30日には、宮城県にて支援活動の予定です。きっと被災地のみなさんは、NAOMIさんたちに勇気づけられ、励まされることでしょう。

ツナガットーのコンサートでは、ツナガットーの募金箱の他にGo!enプロジェクトの募金箱も準備し、ゲストのみなさんにご協力を呼びかけました。

後日NAOMIさんにお手紙をお出ししたところ、嬉しいお返事をちょうだいしました。

お手紙ありがとうございますm(_ _)m
優しいお心遣い、本当に嬉しく読ませていただきました。
私の方からお礼を申し上げるべきところ、ご報告が遅れましたが、先日お預かりしました募金
総額13,044円でした。
私達の事まで気にかけていただき、本当に感謝致しております。
しっかり届けてまいります。
またお会いできる日まで・・
NAOMI

本当に素敵な方です。ファンになりました^^
名取では、ツナガットーの被災地側での呼びかけ用のチラシを、支援団体さんなどを通じてお配りいただけるそうです。ありがとうございますm(_ _)m

そして、「ありがとう!」の気持ちを改めてお伝えしたい方々、もっといらっしゃいます^^

ピアノ調律師、田中授朗(じゅろう)さん。なんとボランティアで、会場のピアノの調律をしてくださいました。前日に作業、当日もお仕事の合間にリハーサルを見守ってくださいました。

飯塚近辺にお住まいでピアノをお持ちのあなた!調律のご依頼は是非、田中授朗さんまで♪
田中さんの問い合わせ先はここには載せられないので、ツナガットーまでメールで問い合わせてくださいね。mail@tsunagateau.com

田中さん、本当にありがとうございました♪

それから、UNOさん☆
ギタリスト、音楽専門学校の講師、プロの音響さんでありながら、ツナガットーのコンサートでは、ボランティアで音響を担当してくださいました。UNOさんにも、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ミュージシャンのみなさんが気持ちよく演奏できるように、そして、幅広い年齢層のゲストのみなさんが心地よく演奏を楽しむことができるように、陰ながら支えてくださった、力強い存在でした♪
UNOさんの演奏も聴きたいなあ〜^^

そしてそして、飯塚ビデオ倶楽部のみなさん。ツナガットーの活動のドキュメンタリー製作でいつもお世話になっていますm(_ _)m 短期滞在の希望者さんを募る際、動画でメッセージを配信したいと考えています。今回のコンサートも、バッチリ撮影してくださっています♪ ありがとうございます^^

事前の準備やコンサート当日ご活躍くださったサポーターのみなさん。いつもいつも、みなさんの励ましのおかげで、ツナガットーは一歩ずつ着実に前に進むことができています。どれほど感謝しているか、言葉では言い表せないほどです。コンサート当日も、いちばんボーッとしていたのは間違いなく私・・ですが、メンバーもサポーターのみなさんも、本当に的確に動いてくださって、改めてツナガットーにつながってくださっているみなさん、ひとりひとりの素晴らしさに感激しました。

コンサート前日に出来上がり、販売を始めたTシャツも、大好評です☆


コンサートで初めて販売したツナガットーTシャツ☆

サポーターの末次千尋ちゃん&一樹くん親子^^
こども用も、10センチきざみでサイズがあります。かわいいですよ♪















2012年5月6日日曜日

旧Tsunagateau(ツナガットー)と「できるコトリ」のお話

みなさん、楽しいGWをお過ごしでしたか。日本国内全ての原発が停止しましたね。

5月12日のチャリティーコンサートで、ツナガットーはオリジナルのTシャツの販売をします。ベースのTシャツはとてもシンプルで、生成り色の生地に、ツナガットーのイラストのみ配置しています。こだわったのは、形です。普通の半袖、長袖、子ども用3サイズ、女性用のきれいなラインのもの。オーガニックコットンの生地を使ったものもあります。ツナガットーのサポーターとして活躍してくださっている、美人でおしゃれなママ、理江ちゃんが全て手配してくれました。本当にありがとう♪

コンサートの演奏終了後、Tシャツを購入してくださった方のために、ちょっとしたワークショップを企画しています。「できるコトリ」の消しゴムはんこを、布用インクでTシャツの好きな箇所にスタンプしてアイロンをあて、オリジナルのTシャツを完成させます♪ 袖口の辺りにスタンプしても、とてもかわいいと思います^^


ここで少し、旧Tsunagateau(ツナガットー)と、「できるコトリ」のお話をします。
          
 


東日本大震災が起こった直後、被災者支援を継続させるためにできることを、と考えた結果、手作りの焼き菓子を販売して、その売上を、被災地で活動している団体を通じて被災された方々の支援に充てる、という小さなプロジェクトを始めました。デザイナーの友人、荒金祐子さんに、お菓子のパッケージに貼るステッカーのデザインをお願いしました。何か素敵なネーミングも考えたいんだけど、全然思い浮かばなくて・・と祐子さんに相談したところ、いくつかのイラストの案と、以前彼女が外国人の友達と一緒に一日中、おしゃべりしながら連想してつくりだしたという造語を消しゴムはんこでスタンプしたカードとを持って、会いに来てくれました。その造語は、"hugravity(hug:抱きしめる+gravity:引力"で、祐子さんがその造語のイメージを漢字風の文字として表したものでした。私は、アーティストの人がすることはなんておもしろいんだろう、とひたすら感心しながら、その話を聞きました^^

彼女のその話がインスピレーションの源になりました。その日見せてもらったいくつかのイラスト案の中に、「できるコトリ」というかわいらしい小鳥のイラストがありました。それはきっと、できることを探して、小さなことでも地道に続けていく、そんな健気な小鳥ちゃんなんだ、と私は思いました。それから、ツナガットーの、あのたくさんの手、手に何かを持って差し出されている中央にピンクの一輪の花があるイラストの元になった絵がありました。私はその二つがとても気に入って、"hugravity"のワークのように、「できるコトリ」から連想ゲームをしてみよう、と思いました。その過程でどんな言葉が出てきたか、今となってははっきり思い出せませんが、たしか、できるコトリが種を運んでそこから芽が出て根を張って・・というような連想をしたと思います。



そして最終的に辿りついたのが、”つなgateau”だったのです。それを祐子さんが、あのイラストと併せて、"Tsunagateau(ツナガットー)" と表現してくれました。博多弁で「繋がっている」の意味の「繋がっとう」と、フランス語で菓子を意味する"gateau"を組み合わせた造語です。

お菓子のツナガットーは、今年の1月まで続けて、取り組みを終了しました。ツナガットーのお菓子をたくさん召し上がってくださった方々に、レシピ本を作ります、と約束しました。どうせなら素敵な手作りの本にしよう、と思って、祐子さんに、本の表紙のデザインをお願いしました。そこに、是非「できるコトリ」を登場させてほしい、とリクエストしました。

そしてつい数日前、お仕事をいったん辞めて放浪の旅に出た祐子さんから、そのデザインが届きました!                


なんて想いの詰まった素敵な手仕事なんだろう、と、感激しました(T_T)

こんな小さなことでも、被災された方の力になりますように、と想いを込めて、お菓子を焼き続けた日々のことを、思い返しました。今年の1月までに販売したお菓子の数は、2千袋ほどになりましたが、その途中何度も迷ったことがあります。それは、子育てとのバランスについてです。自分の子育てがこれでいいのかと、常に自問自答しながら、答えが出ない時期が続き、活動はやめてしまった方がいいか、と悩んだこともありました。後半は週1回まとめて焼くペースで落ち着き、結局のところ、東日本大震災で被災した方々を支える為の活動であれば、ちょっと無理してできるなら、しよう、と思うようになりました。それは今も同じです。震災発生当時、長女は2歳でした。おままごとの中に、「地震で困っている人たちのためのクッキー」というのがよく出てきました。娘は私の真似をして、おままごとで、ツナガットーのクッキーを焼いていました。それを地震が起きた場所に持っていって振舞う、という想定のようでした。病気で両親を亡くして孤児となったザンビアの男の子の写真を見て、娘は、「カレンちゃんが助けてあげるんだ。」と言いました。「カレンちゃん、どうやって助けてあげるの?」と聞くと、「心配してるよ、って言いに行くの。」と答えました。それを、娘が理解してくれている、と捉えるのは都合が良すぎるかもしれませんが(笑)、でもきっと、娘たちに理解できる言葉を使って共有することで、彼女たちなりに、何か掴み取ってくれているだろう、と前向きに考えるようになりました。
目を話した隙につまみ食いしている次女(昨年9月撮影)


 


あの一年弱の間に本当にいろいろ考えて、想いを込めて地道に焼き続けたツナガットーのお菓子、祐子さんの手仕事に全て表現されている気がして、感激しました。そして、そこに同封されていたのが、「できるコトリ」の消しゴムはんこだったのです♪

12日はコンサートの演奏終了後、その「できるコトリ」をツナガットーのTシャツにスタンプして、オリジナルTシャツを作ります^^ 子どもたちも楽しんでくれるかな♪

どうぞお楽しみに!

<ひとさしゆび・つやこ>