2012年5月27日日曜日

楽しかった〜♪♪♪ ジャズコンサート♪

ご報告がとても遅くなってしまいましたが、12日のジャズコンサート、とっても楽しかったです♪
小さなお子さんからお年寄りまで、おおよそ100人がNAOMIさんの歌声、ミュージシャンのみなさんの演奏に酔いしれました^^

このページが「ありがとう」で埋めつくされそうなほど、たくさんの方々の想い、お気持ちがコンサートの会場でつながり、形となりました。

NAOMIさん、カッコイイです!!とても柔らかな普段の話し声からは想像もできないような、迫力のある歌声で、ゲストを魅了してくださいました♪ そして、NAOMIさんがお声かけくださった、一流ミュージシャンのみなさんによる演奏がまさに息ピッタリで、グルービーな生のジャズを、おとなもこどもも楽しませていただきました^^こどもたちが大好きな歌も何曲もありました♪

ピアノの久保田浩さん、ドラムの乙宗亮輔さん、サックスの三島としやさん、ギターの白石じろうさん、ベースの白石ゆきさん、みなさん最高でした☆☆

         
                      

NAOMIさんは、九州を代表するプロのジャズ・シンガーとしてご活躍の傍ら、チャリティーの活動にもたいへん熱心です。2010年には「Go!enプロジェクト」を立ち上げ、ミャンマーの支援や、東日本大震災の被災者支援にも積極的に取り組んでいらっしゃいます。今回、ツナガットー初めてのチャリティーイベントを開催するにあたりご相談したところ、快く引き受けてくださいました。NAOMIさんとのご縁に、心から感謝しています。今月29日〜30日には、宮城県にて支援活動の予定です。きっと被災地のみなさんは、NAOMIさんたちに勇気づけられ、励まされることでしょう。

ツナガットーのコンサートでは、ツナガットーの募金箱の他にGo!enプロジェクトの募金箱も準備し、ゲストのみなさんにご協力を呼びかけました。

後日NAOMIさんにお手紙をお出ししたところ、嬉しいお返事をちょうだいしました。

お手紙ありがとうございますm(_ _)m
優しいお心遣い、本当に嬉しく読ませていただきました。
私の方からお礼を申し上げるべきところ、ご報告が遅れましたが、先日お預かりしました募金
総額13,044円でした。
私達の事まで気にかけていただき、本当に感謝致しております。
しっかり届けてまいります。
またお会いできる日まで・・
NAOMI

本当に素敵な方です。ファンになりました^^
名取では、ツナガットーの被災地側での呼びかけ用のチラシを、支援団体さんなどを通じてお配りいただけるそうです。ありがとうございますm(_ _)m

そして、「ありがとう!」の気持ちを改めてお伝えしたい方々、もっといらっしゃいます^^

ピアノ調律師、田中授朗(じゅろう)さん。なんとボランティアで、会場のピアノの調律をしてくださいました。前日に作業、当日もお仕事の合間にリハーサルを見守ってくださいました。

飯塚近辺にお住まいでピアノをお持ちのあなた!調律のご依頼は是非、田中授朗さんまで♪
田中さんの問い合わせ先はここには載せられないので、ツナガットーまでメールで問い合わせてくださいね。mail@tsunagateau.com

田中さん、本当にありがとうございました♪

それから、UNOさん☆
ギタリスト、音楽専門学校の講師、プロの音響さんでありながら、ツナガットーのコンサートでは、ボランティアで音響を担当してくださいました。UNOさんにも、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ミュージシャンのみなさんが気持ちよく演奏できるように、そして、幅広い年齢層のゲストのみなさんが心地よく演奏を楽しむことができるように、陰ながら支えてくださった、力強い存在でした♪
UNOさんの演奏も聴きたいなあ〜^^

そしてそして、飯塚ビデオ倶楽部のみなさん。ツナガットーの活動のドキュメンタリー製作でいつもお世話になっていますm(_ _)m 短期滞在の希望者さんを募る際、動画でメッセージを配信したいと考えています。今回のコンサートも、バッチリ撮影してくださっています♪ ありがとうございます^^

事前の準備やコンサート当日ご活躍くださったサポーターのみなさん。いつもいつも、みなさんの励ましのおかげで、ツナガットーは一歩ずつ着実に前に進むことができています。どれほど感謝しているか、言葉では言い表せないほどです。コンサート当日も、いちばんボーッとしていたのは間違いなく私・・ですが、メンバーもサポーターのみなさんも、本当に的確に動いてくださって、改めてツナガットーにつながってくださっているみなさん、ひとりひとりの素晴らしさに感激しました。

コンサート前日に出来上がり、販売を始めたTシャツも、大好評です☆


コンサートで初めて販売したツナガットーTシャツ☆

サポーターの末次千尋ちゃん&一樹くん親子^^
こども用も、10センチきざみでサイズがあります。かわいいですよ♪















2012年5月6日日曜日

旧Tsunagateau(ツナガットー)と「できるコトリ」のお話

みなさん、楽しいGWをお過ごしでしたか。日本国内全ての原発が停止しましたね。

5月12日のチャリティーコンサートで、ツナガットーはオリジナルのTシャツの販売をします。ベースのTシャツはとてもシンプルで、生成り色の生地に、ツナガットーのイラストのみ配置しています。こだわったのは、形です。普通の半袖、長袖、子ども用3サイズ、女性用のきれいなラインのもの。オーガニックコットンの生地を使ったものもあります。ツナガットーのサポーターとして活躍してくださっている、美人でおしゃれなママ、理江ちゃんが全て手配してくれました。本当にありがとう♪

コンサートの演奏終了後、Tシャツを購入してくださった方のために、ちょっとしたワークショップを企画しています。「できるコトリ」の消しゴムはんこを、布用インクでTシャツの好きな箇所にスタンプしてアイロンをあて、オリジナルのTシャツを完成させます♪ 袖口の辺りにスタンプしても、とてもかわいいと思います^^


ここで少し、旧Tsunagateau(ツナガットー)と、「できるコトリ」のお話をします。
          
 


東日本大震災が起こった直後、被災者支援を継続させるためにできることを、と考えた結果、手作りの焼き菓子を販売して、その売上を、被災地で活動している団体を通じて被災された方々の支援に充てる、という小さなプロジェクトを始めました。デザイナーの友人、荒金祐子さんに、お菓子のパッケージに貼るステッカーのデザインをお願いしました。何か素敵なネーミングも考えたいんだけど、全然思い浮かばなくて・・と祐子さんに相談したところ、いくつかのイラストの案と、以前彼女が外国人の友達と一緒に一日中、おしゃべりしながら連想してつくりだしたという造語を消しゴムはんこでスタンプしたカードとを持って、会いに来てくれました。その造語は、"hugravity(hug:抱きしめる+gravity:引力"で、祐子さんがその造語のイメージを漢字風の文字として表したものでした。私は、アーティストの人がすることはなんておもしろいんだろう、とひたすら感心しながら、その話を聞きました^^

彼女のその話がインスピレーションの源になりました。その日見せてもらったいくつかのイラスト案の中に、「できるコトリ」というかわいらしい小鳥のイラストがありました。それはきっと、できることを探して、小さなことでも地道に続けていく、そんな健気な小鳥ちゃんなんだ、と私は思いました。それから、ツナガットーの、あのたくさんの手、手に何かを持って差し出されている中央にピンクの一輪の花があるイラストの元になった絵がありました。私はその二つがとても気に入って、"hugravity"のワークのように、「できるコトリ」から連想ゲームをしてみよう、と思いました。その過程でどんな言葉が出てきたか、今となってははっきり思い出せませんが、たしか、できるコトリが種を運んでそこから芽が出て根を張って・・というような連想をしたと思います。



そして最終的に辿りついたのが、”つなgateau”だったのです。それを祐子さんが、あのイラストと併せて、"Tsunagateau(ツナガットー)" と表現してくれました。博多弁で「繋がっている」の意味の「繋がっとう」と、フランス語で菓子を意味する"gateau"を組み合わせた造語です。

お菓子のツナガットーは、今年の1月まで続けて、取り組みを終了しました。ツナガットーのお菓子をたくさん召し上がってくださった方々に、レシピ本を作ります、と約束しました。どうせなら素敵な手作りの本にしよう、と思って、祐子さんに、本の表紙のデザインをお願いしました。そこに、是非「できるコトリ」を登場させてほしい、とリクエストしました。

そしてつい数日前、お仕事をいったん辞めて放浪の旅に出た祐子さんから、そのデザインが届きました!                


なんて想いの詰まった素敵な手仕事なんだろう、と、感激しました(T_T)

こんな小さなことでも、被災された方の力になりますように、と想いを込めて、お菓子を焼き続けた日々のことを、思い返しました。今年の1月までに販売したお菓子の数は、2千袋ほどになりましたが、その途中何度も迷ったことがあります。それは、子育てとのバランスについてです。自分の子育てがこれでいいのかと、常に自問自答しながら、答えが出ない時期が続き、活動はやめてしまった方がいいか、と悩んだこともありました。後半は週1回まとめて焼くペースで落ち着き、結局のところ、東日本大震災で被災した方々を支える為の活動であれば、ちょっと無理してできるなら、しよう、と思うようになりました。それは今も同じです。震災発生当時、長女は2歳でした。おままごとの中に、「地震で困っている人たちのためのクッキー」というのがよく出てきました。娘は私の真似をして、おままごとで、ツナガットーのクッキーを焼いていました。それを地震が起きた場所に持っていって振舞う、という想定のようでした。病気で両親を亡くして孤児となったザンビアの男の子の写真を見て、娘は、「カレンちゃんが助けてあげるんだ。」と言いました。「カレンちゃん、どうやって助けてあげるの?」と聞くと、「心配してるよ、って言いに行くの。」と答えました。それを、娘が理解してくれている、と捉えるのは都合が良すぎるかもしれませんが(笑)、でもきっと、娘たちに理解できる言葉を使って共有することで、彼女たちなりに、何か掴み取ってくれているだろう、と前向きに考えるようになりました。
目を話した隙につまみ食いしている次女(昨年9月撮影)


 


あの一年弱の間に本当にいろいろ考えて、想いを込めて地道に焼き続けたツナガットーのお菓子、祐子さんの手仕事に全て表現されている気がして、感激しました。そして、そこに同封されていたのが、「できるコトリ」の消しゴムはんこだったのです♪

12日はコンサートの演奏終了後、その「できるコトリ」をツナガットーのTシャツにスタンプして、オリジナルTシャツを作ります^^ 子どもたちも楽しんでくれるかな♪

どうぞお楽しみに!

<ひとさしゆび・つやこ>